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犬連れカングーの旅、その4(茅葺民家再生)

壁塗りに初挑戦。
荒壁の風合いのままでもとてもいい感じだったのですが、珪藻土での仕上げをお手伝いすることに。家の中心の正面の壁なので責任重大。
犬連れカングーの旅、その4(茅葺民家再生)_b0128835_7503063.jpg
犬連れカングーの旅、その4(茅葺民家再生)_b0128835_7474765.jpg犬連れカングーの旅、その4(茅葺民家再生)_b0128835_7521614.jpg




壁を塗っている間、彼らがこの家の再生に費やしてきた時間の流れをひしひしと感じました。家をつくるってほんとうに偉大な事業です。人の一生よりももっと長いスパンでそこにあり続けるのです。自分の手でひとつずつ作っていった家なら、なおさら家が生き物のように思えてきます。夏の太陽の日差しや冬の寒さから身を守るための快適な仕組み。壁塗りを通して、人の暮らしと家のありかたについてぐっと考えさせられるものがありました。

塗り壁、完成。

隣り合う壁なのに、まったく違う風合いに...。完成した壁をバックに夕食。働いて汗を流した後のビールは最高。それにしてもこの壁をこれから毎日眺めながら彼らは暮らしていくのかと思うと、壁を見るたびに申し訳ない思い。

犬連れカングーの旅、その4(茅葺民家再生)_b0128835_7534953.jpgちゃぶ台に蚊取り線香、ラジオから流れるNHK。生まれたばかりの大吉くんのはじける泣き声。

ここには豊かな時間が流れています。
Commented by eriko at 2008-07-27 23:54 x
先日はお疲れ様でした!
無事に帰ったようなので安心しました。
朝ごはんから後片付けまで申し訳ないくらい。。。
ゆっくり昼寝する時間も無くて(笑)
壁は毎日見てるけど、二人の個性が出てて好きな壁達です。
福島の蔵もぜひお邪魔したいので、そのときはヨロスク。
Commented by kuranism at 2008-07-28 22:06
こちらこそ、お世話になりました。
おかげさまで壁塗り、昼寝、散歩、洗濯などなど、在原を満喫できました。
あれから壁は変化してますか?
いい方に向かっているといいけど...

蔵、大歓迎です。
みんなで農作業しましょう。
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by kuranism | 2008-07-19 17:01 | 蔵の暮らし | Comments(2)

米を作り蔵で暮らしていました


by クラニスム